例会A-726   2016年10月22日(土)~23日(日) 
 芦 生 原 生 林
   参加者:25名  
コースタイム 10/22


10/23
 
 
トロッコ道コース
芦生研究林入口
(10:15)→廃村灰野(11:00)→赤崎谷(11:5012:00)
→芦生山の家
(13:30)
上谷・杉尾峠コース
芦生山の家(8:00)→栃ノ木平
(8:27)→大桂の木(8:55)→長治谷(9:15)
→かつらの大木(昼食)
(11:2011:50)→杉尾峠(13:00)
   
(by:deguchi)

== 1日目 トロッコ道コース ==  

入林申請して、芦生研究林入口看板前から
「トロッコ道コース」をスタート


芦生の森データーファイル
・面積4,185.74ha (京都御所の約65倍の広さ)
・標高 最低地点355m(研究所事務所前)
    最高地点959m(三国岳)        

 ニホンツキノワグマの推定生息数=30頭以上


  昭和3年に開通し近年まで利用されていたいう。
トロッコ軌道に沿って行きます
  由良川に架かる軌道橋を渡り芦生の森へ
  しばらくはスギ林の道です
  行く手左側を由良川の清流が流れて行きます





枕木を踏みしめて歩いて行きます






トチノキの巨木
 
廃村灰ノ谷集落
(昭和36年に最後の一軒が離村して廃村となった)

⇐ 灰野神社の小さな祠が鎮座している
 
由良川本流の流れ  一級河川 由良川 起点の看板
  近代化産業遺産に選定された軌道

  軌道を歩いていると、この時期(紅葉)、
  カツラの木から砂糖を焦がしたような甘い
  香りが漂ってきます!
  
 

   


落ちていた実を拾うとこんな形

是は何ノ木・・・「ツノハシバミ」
   「ヨーロッパ原産のヘーデルナッツが、
   セイヨウハシバミで、その近縁!」
  軌道が崩壊している赤崎谷の橋。
    河原で昼食の後引き返す
  2016年度芦生研究林一般公開の日にあたり、
「サイエンスカフェ」が、開催されていました。
約1時間京大の林長の講演に参加しました。 

芦生研究林一帯は、1921年から99年間契約の借地。あと数年で契約が終了となる。この原生林は守りたいが、その後はどうなるのか?
 
 




今日の宿「芦生山の家」

木のぬくもりのあるお宿、
   地鶏のすき焼き美味しかった!



     

== 2日目 上谷・杉尾峠コース ==
  今日の入山には、二人の芦生のガイドが着きます

マイクロバスで移動して先ずは、栃ノ木平のトチノキの巨木郡、下谷の大桂の木の下で熱心に説明を聞く
 
トチノキ平のトチノキの巨木        カツラの保存木 12種類の木が着生
  長治谷でマイクロバスを降りて、上谷へ芦生の中心部へと入山する
 野田原湿原辺りの木道 木地師家跡の近く 
由良川の源流  アシウ杉(雪を逃がす為斜めに葉が着いている) 
キエ谷付近の原生林 
アズキナシの実(甘酸っぱい味) サワフタギ(コバルトブルーの実)紅葉には早かったが色付いた落葉も 
 
      紅葉した木々も

古木にサルノ腰掛の仲間
   今年・・紅葉が2週間程遅い様です
 
 
  大蛇が巻きついた様な木




トチノキの下には栃の実がいっぱい(殻だけ)
 
 トチノキの巨木の下でランチタイム    
  倒木から、次の若木が育って行く、倒木更新などの話に耳を傾ける!
このアングルからの写真が良いですヨ!
岩谷~桝谷~もんどり谷への芦生原生林 
 トチノキの根     月夜茸
      初めの一滴
  谷と流れが細くなって由良川源頭に着く
由良川は此処から始まり若狭湾へと注ぎ込んでいる
 
  稜線の鞍部、その先が日本海側福井県です 
  杉尾峠に到着


杉尾峠から若狭の海が望める
 

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