例会A-1015      2018年11月23日(金・祝)
    
熊野古道紀伊路⑤
「湯浅駅~紀伊内原駅」


 
    参加者:8名    

コース
タイム

浅駅(825)⇒久米崎王子(835)⇒津兼(井関)王子(920)⇒河瀬王子(955)⇒東の馬留王子(1010)⇒大峠(1110)⇒小峠(11251150昼休憩)⇒石畳道登り口(1205)⇒金魚茶屋跡(1230)⇒沓掛王子(1235)⇒爪書き地蔵(1250)⇒西の馬留王子(1315)⇒内ノ畑王子(1340)⇒高家王子(1410)⇒紀伊内原駅(1440


                                          (by:Iwahashi)  
  湯浅駅出発
  国道42号線の向こうに湯浅醤油の店
左に紀伊国屋文左衛門生誕の碑
  久米崎王子
  津兼(井関)王子 
(湯浅・御坊道路広川ICのすぐ横)
この付近に津兼王子と井関王子の二つが、時代を異にして存在していたということです。
  道々にかつての行事場所や絵が掲示されています。
この辺りには旅籠もたくさんあったそうです。
  壁面の古道絵
石垣にツメレンゲが。
  井関村出身の梶原薫氏の大正6年に描かれた江戸時代の頃の井関村周辺の様子(全長10mくらい?)。
  近くの工場の敷地に無料で地下水の飲み場を設置されていました。 「癒しの水」
  丹賀蔵王大権現 
白河法王が熊野詣の時に体調を崩された時白髭の老人が現れ難儀をすくったという話が伝わっている。
  河瀬王子
  延命山地蔵院
汗かき地蔵」と呼ばれる176cmの木造の立像が、ご本尊。
残念ながら中は見ることはできませんでした。
  東の馬留王子 
  ここから登りが始まります。
  大峠の地蔵 別名しばられ地蔵 
右に「是. より紀三井寺七里」 
左に「享保廿卯(1735)十月十五日」
  大峠
  大木の根元に馬頭観音 
馬の供養にとまつられたそうです。
  小峠 ここで昼休憩 
大峠やこの小峠には明治のころまで茶屋や旅籠があったそうです。
ここから石畳道が続く。
 
  石畳の登り口 全長503
  金魚茶屋跡 
日高町教育委員会 
「紀伊國名所図会」にも載せられているように、ここは江戸時代の宿場であり、往来の旅人から金魚茶屋として親しまれ、鹿瀬山から流れ出る清流を筧で引き、金魚を飼って旅人の旅情を慰めていたことから、この名がついたといわれている。
  この辺りから道のあちらこちらに黒竹がたくさん見られる。 
色もやや褐色から墨のように黒いのまで様々。
日高町原谷地区で日本一の産地だそうです。
  沓掛王子
  爪書き地蔵さん
  四ツ石聖蹟地 
後鳥羽上皇がこの地で小憩したという。(藤原定家「御幸記」)
  西の馬留王子
  内ノ畑王子
  高家(たいえ)王子 
内原王子神社境内 
このあたりから日高郡への入口とされています。
 
  今回終点の紀伊内原駅 
歩行距離16.9km(ガイドブック) 
mapによると17.5km6時間21分でした。
 

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